6月17〜18日、Philadelphia郊外のNAS Willow Groveに行ってきた。2006年は、これが僕にとって初エアショーだった。
Willow Groveエアショーでは、Thunderbirdsが飛行した。今年は、Thunderbirdsにとって、歴史的な年で、3番機にThunderbirds初の女性パイロットが搭乗している。多分、世界的に見ても、空軍のアクロバットチームに女性パイロットが入ったのはこれが初めてなのではないだろうか。米軍での女性進出は日本の自衛隊とは比べ物にならないほど進んでいるが、Thunderbirdsに女性パイロットが入ったことで、女性進出が新しいレベルにレベルアップしたと言えると思う。
NAS Willow
Groveは、滑走路が南北に伸びていて、エアショーの会場は滑走路に対して東側だった。なので、午前中は、機体に太陽の光が当たるいいコンディションだったのだが、Thunderbirdsが飛ぶ午後になると、太陽が機体の反対側になって逆光。必ずしもいい撮影に適したコンディションではなかった。さらに、風が西から東に吹いていたため、飛行機が出したスモークが会場側に流れ込んで、飛行機がかすんでしまったりと撮影にはなかなか難しい状態だった。それでも、今年から使っているPentax
*ist DS2
以下、初日の写真から。
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L-39。このへんのエアショーによく来る。 |
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お馴染みSean D. TuckerのOracle Challenger。春先の事故にも負けず、華麗なアクロバットを披露してくれました！ |
初日は、午前中せっかくの順光でも高い雲がかかっていて、他の軍用機などはあまりいい写真にならなかった。残念。
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やっぱり最後を飾るのははThunderbirds。今まで、一枚の写真に収めようと思って狙っていたのを、今回ははみ出てもいいから迫力のある写真をと思って撮って見た離陸。 |
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6番機の離陸 |
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5番機の離陸。 |
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今回、ためしに縦位置でデルタを撮って見た。 |
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上向き空中開花後の一点交差。去年に引き続き完璧なタイミング。ちなみに、二日目は風が強かった影響か、これほどぴったりではなかった。 |
ここから二日目。
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Jurgis Kairys。これも結構見ごたえがあった。 |
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F-15のアクロの離陸。午前中なので、光のコンディションは結構良かった。 |
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最近、こういうアングルで（多分60度バンクぐらい？）フライバイすることを、「Dedication Pass」と呼ぶらしい。高速なので、捕らえるのが簡単ではないが、シャッターチャンス。 |
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着陸してきたところ。 |
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B-2が来ると思ってなかったんで、不意を突かれた感じになってしまったけど、撮ってみた。もう少しバンクしてくれたらよかったんだけど。後でエアショーのWebページを見たけど、やっぱり載ってなかった。来るとわかってたらもう少し注意して無線を聞いたのだが。 |
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おなかは、どうしてもただ真っ黒になってしまう。露出補正プラスにしても良かったけど、あまり空を白く飛ばしてしまうのも好きじゃないし。 |
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Pennsylvania National GuardのA-10のデモ。ただ、デモはアクロというより模擬対地攻撃だったので、あまりシャッターチャンスは無かった。合計４機で模擬対地攻撃のデモをやった。 |
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帰って来たところ。 |
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F-4U。この後、F-18FとフォーメーションでHeritage Flightを見せた。が、F-18の位置があまり良くなくて、シャッターチャンスは無かった。ついでに、F-18Fのアクロのときは、カメラの設定を間違えて失敗。 |
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Thunderbirdsのダイヤモンドの4機がTrail to Diamond Rollをして、観客が会場右手を見たとき、左からアフターバーナー全開で突っ込んできてびっくりさせる5番機。これが、シャッターチャンスなのだが、過去の写真を見てもわかるとおり、速いもんだから、なかなかうまく撮れない。今回ももうちょっとでうまく収まったのだが、翼左端がちょん切れちゃった。 |
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着陸してきた3番機。Thunderbirds史上初の女性パイロットが搭乗。 |
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帰りに寄ったLancasterのAmish Villageで撮ったすずめ。 |
次のエアショーは、7月8日と9日のPittsburgh。Blue Angelsの予定。
