飛行機写真ギャラリー - 2007/09/02 Cleveland Air Show

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毎年、9月の第一月曜日はLabor Dayという祝日で、土曜から合わせて三連休になる。その三連休に合わせて、例年クリーブランドで航空ショーがある。クリーブランドの航空ショーは、例年運営がうまい。なんといっても、ほとんど時間通りに進行しているらしい。無線を聞いていると、パイロットからの問い合わせに対して、ほとんど「On time」と航空ショー管制 (Air Boss) が応答している。また、去年などは、ハリケーン崩れの低気圧の影響で、参加するはずだった機体の多くが飛来できなかったにも関わらず、飛来できた機体だけで航空ショーを盛り上げようという工夫が見えて、随分楽しむことができた。会場のBurke Lakefront Airportまで、ピッツバーグから約2時間の距離なので、日帰りできる距離なのもありがたい。今年は、9月2日と3日の二日間見に行ってきた。

クリーブランドは、会場が滑走路の南側にあるので、飛行展示はほぼ一日中順光で、飛行機写真撮影には絶好のコンディションというのもありがたい。ただ、名前もBurke "Lakefront" Airportというだけに、湖に面しているので、湿気は高い傾向がある。なので、光は当たってるんだけど、ちょっと白っぽいという写真が出がちなのだが、ところが、今年の9月2日のクリーブランドは、快晴で、しかもカラッと乾いた空気で、何を撮っても良く写ると言っていいようなコンディションだった。

Army Sky SoldiersのAH-1。Sky Soldiersのおかげで、AH-1を見る機会が増えた。	おなじみSean D. Tucker。今年から息子さんが参入して2機編隊のアクロもするようになった。写真は二日目の方に。

沿岸警備隊のヘリによる救難展示と、F-15E Strike Eagleのアクロもあったのだが、なぜか我が*ist DS2はフォーカスを合わせ損ねるショットが大発生で、いまいちうまく撮れなかった。このカメラは黒い色が苦手なのかね。

これはうまくいった一枚。パイロットのヘルメットが見えてるのがいい。	これは、F-15EとHeritage Flightを実施したF-86。

続いて、C-130とC-17の飛行展示。輸送機というと、大きな機体で迫力はあるものの、写真にするといつもいまいちなのだが、この日は空気が綺麗で背景も抜けるような青空だったもんだから、随分綺麗な写真になった。

コンディションがいいもんだから、C-130も綺麗に撮れてしまった。	C-17もこの通りくっきり。

そして、最後はThunderbirds。Cleveland Hopkins International Airportからのリモートショーだった。ちなみに、びっくりパスは狙ったけど、とりあえずまずは200mmで狙ったら小さすぎた。

リモートショーのため、最初は会場背後からデルタで進入して、ソロが左右にブレーク。	上向き空中開花後の一点交差もこの通り見事に決まっていた。	最後はピッチアップブレークの代わりにダイヤモンドで上空をパスして終わり。これも、かろうじてヘルメットが見えてるところが気に入っている一枚。

そして、二日目。前日のような雲ひとつ無いというほどのコンディションでは無かったものの、良いコンディションだった。前日よりは若干ヘイズが出ていた。

初日目撃したものの、うまく撮影できなかったSean D. Tucker Jr.を、脚立を使って撮ってみた。

Sean D. Tucker Jr.のOracle Extra。	沿岸警備隊による救難展示。

続いて、F-18Fのアクロ。Dedication Passを一枚完璧に捕らえたショットがあったのが良かった。

離陸直後。初日、随分近いところで上がっていたんで、狙ったらこういうのが撮れた。	これは、タッチ&ゴーの直後だったかな？	これは大成功！

午前中は湖の上でリハーサルしていたらしいSean D. Tucker & Jr.のコンビは、午後にフォーメーションのアクロを披露した。

親子フォーメーション。果たしてSean D. Tucker Jr.も伝説になるか？

そして、前日ほどではないにしても割といい天気が続いていたのだが、Thunderbirdsが飛ぶ頃になって、ちょうど会場上空に薄い雲がかかってしまった。Thunderbirdsも進入してきたときまではハイ・ショー (Blue Impulseで言うと一区分) の予定だったらしいのだが、最初にダイヤモンド・ループが雲に突っ込んでしまったもんで、変則ロー・ショー (Blue Impulseで言う二区分) になった。日本のBlue Impulseには、浜松スペシャルとか○○スペシャルというのがあるけど、多分これはThunderbirdsのクリーブランド・スペシャルだったのではないかと思う。

で、いろいろ撮ってはみたものの、丁度会場上空の薄雲の影響でいまいちあえてアップロードしたいような写真が撮れなかった。さらに、変則ロー・ショーでは、びっくりパスが二度あることが判明。一度目は、Trail to Diamond Roll後で、二度目はEchelon Pass直後。Echelon passでは珍しくThunderbirdsのEchelonのアップが撮れるかと思って普通に撮ってたらまんまと反対側からソロにびっくりパスをやられてしまった。次にEchelon Passがあってもだまされないつもりだが、これまでのロー・ショーではこういうのは無かったように記憶しているので、また機会があるかどうかは不明。

まあ、最後の一枚は割と気に入ったショットになった。

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