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8月8日、9日の二日間、オハイオ州ヤングスタウンで航空ショーがあった。このヤングスタウン、空港の周囲にTRSA (Terminal Radar Service Area) というのがあって、近くを飛ぶときはフライトフォローイングでお世話になったことがある。ただ、この空港に着陸したことはない。計器飛行証明の途中で、アプローチの練習をしようかという話はあったけど、たしか、悪天候か何かの影響で結局しなかった。

この航空ショー、奇妙な航空ショーだった。航空ショーと言ったら、民間主催なら入場料をたくさん取りたいし、軍主催なら、リクルートの機会なので、いくらでもたくさん観客に来て欲しがるのが普通だ。ところが、この航空ショーに関しては、事前にチケットを取っていないと中に入れてくれないことになっている。

自宅から車でわずか1時間半の距離なので、できれば二日とも行きたかったのだが、8月8日のチケットしか確保できなかったので、一日だけ行くことにした。なお、僕より後から入場した友達の証言によると、途中からチケットのチェックはやめたらしい。ものすごい数の車が入ってくるのに、いちいちチケットをチェックしていたら大渋滞になるだろうと思っていたので、予想通りだった。

ということで、苦労して行った航空ショーだったのだが、残念ながら雨だった。前日の予報では、午後まで天気は持ちそうな予報だったのだが、午前中から既に曇り。昼前後になって、雨が降ったり止んだりになった。それでも、午前中、第二次世界大戦〜ベトナム戦争に使われた機体によるフライバイがあって、今まで博物館でしか見たことが無かったような飛行機が飛んでるところを見れたので、それなりに有意義だった。

また、C-17は、いったん会場右後方に抜けてから、左に大きくバンクして会場に背中をばっちり見せながらのフライバイを披露してくれた。曇りで暗かったものの、こういうサービスは嬉しい。

そして、3時過ぎになって、しとしとと雨が降り続く状態で、視界も多分7〜8マイルまで落ちていた（ATISを聞けばはっきりわかったと思うけど、無線機が濡れるのが嫌だったんで、聞かなかった）にもかかわらず、なんと、Thunderbirdsは水平系だけのロー・ショー（Blue Impulseだと多分3区分て感じ）で飛んだ。このコンディションだと、翼端からベーパー引きまくるんじゃないか、とも思ったけど、カメラが濡れてもいやなので、カメラは構えずに見ることにした。

まあ、雨にはたたられたものの、それなりに楽しい航空ショーだった。今年は、あと9月5日〜7日のCeleveland Air Showを残すだけになってしまった。

空軍予備役(Air Force Reserve)のジェットカー	Cessna O-2 Skymaster この頃はセスナ社も軍用機を作ってた。	C-123 Provider 地上展示は良く見たことがあるけど、飛んでるとこは初めてみた。この機体の愛称はThunderpig。ベースはBeaver County Airport。僕が計器飛行証明の試験受けたとこ。
OV-1 Mohawk。同じくBeaver County Airportがベース。これも飛んでるとこ初めて見たと思う。	B-25 Mitchell。まだ数機飛べるのがあるっていうから、よっぽど丈夫に作ったんだろうな。	C-47 Skytrain。民間型はDC-3。(DC-3の軍用バージョンがC-47というべきかな？)
PV-2 Harpoon。これも飛んでるとこ初めてじゃなかったかと思う。	Thunderpigが降りてきたところ。横にThunderpigのエンブレムが見える。	そしてB-17が離陸。
この機体も割とよく見る。まだ数機は飛べるのがあるんじゃないかな。	B-25とP-51の、ヨーロッパ戦線記念フォーメーション。	その後P-51が単独でアクロバットをやった。
なんと、C-17が大きくバンクして背面を見せながらフライバイ。これはサービスがいい。	F-15EのDedication Passを狙ったんだけど、右手から来ると思ってたら、左から来た。左側にはA-10の地上展示がいたもんで、うまいこと狙えなかった。	F-4U Corsair。これも結構いっぱい飛べるのが残ってるという印象がある。Daytonで見たのとは別の機体。

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