Polygon Crest (ポリゴン・クレスト)とは

「Polygon Crest」はポリゴンエディタ（ポリゴンモデラと呼ぶ方が一般的かも）で、3次元ポリゴンモデルを作成・編集することができる。もともとの目的はYS FLIGHT SIMULATOR用の飛行機・地上物形状を編集するために開発したプログラムだが、STL形式の出力も可能なので、たとえば立体として正しいデータを作れば、三次元プリンタ用のデータを出力することもできる。飛行機モデルを作りやすいように意識しているので、代表的な翼断面系を簡単に作成する機能や、それを、翼平面系に沿ってスイープした形を作成することも可能。また、集合演算、簡単な丸め機能も搭載している。

なお、現行バージョンは、BSDライセンスのオープンソースで、ソースコードは、バイナリと一緒にダウンロードすることができる。

使い方

使い方は、以下のURLから参照することができる。

http://polycre.help.jp.ysflight.com/ (日本語版)

http://polycre.help.en.ysflight.com/ (英語版)

寄付歓迎

Polygon Crestは、フリーでオープンソースなので、無料でご利用いただけます。が、Polygon Crestの開発や、ysflight.com内のコンテンツ作成に、1000円ぐらい寄付してもかまわない、という方がいましたら、以下URLより一口1000円でご送金いただけると大変感謝いたします。

← Vectorシェアレジで1000円寄付。なお、手数料と消費税は別にかかります。

ご送金いただいた金額は、開発環境のアップグレード、資料の購入、その他YSFLIGHT.COMのメンテナンス、コンテンツ作成の費用に使わせていただきます。よろしくお願いします

ダウンロード

Version 20160221

[For Mac OSX & Linux] (Linux binary is also included in the Mac OSX package.)

[For Windows]

更新情報

2016/02/21

• Mac OSX用バイナリに電子署名を入れたから、多分、Mac OSX上で警告が出なくなると思う。いや、デフォルトだとApp Store以外禁止になってるとも聞いたから、App Storeおよび署名のあるバイナリを許可にしないと実行できない鴨しれない。
• Mac OSX用パッケージにLinux用バイナリも同梱することにした。Upload.comとVectorが受け付けてくれるといいんだけど。直下のLinuxInstaller.pyを実行すると、デスクトップにアイコンができるはず。うまくいったらYSFLIGHTも次のバージョンから同じ手を使うつもり。
• データ構造をYSFLIGHTと共通化。次のバージョンのYSFLIGHTからは、Polygon Crest上で表示できれば、YSFLIGHT内でも同様に表示できるようになる、はず。
• インプリンティング機能。ポリゴンまたは、拘束線のパターンを、その近くのポリゴン上に埋め込むことができる。文字とか、模様とかを入れるために使用可能。何をしようとしてるかというと、YSFLIGHT上で、テールナンバーとかを入れられるようにしようと思ってる。Polygon Crest上でも迷彩模様を入れるとか、機体にエンブレムを入れるとかのために使用可能。ただし、かなり実験的な実装だけに、多分エラーとかまだ出ると思う。また、埋め込むパターンが、埋め込み先のエッジと最低二か所で交差している必要がある。
• 縫込み機能。選んだ二点間を結ぶ線上に頂点を追加して、ポリゴンを割る。

2015/05/23 

• Polygon Crest for Linuxで、本当にクリップボードが使えるようにした。(今はPolygon Crest内の偽クリップボード)。あ、でも、頂点とかのCut&Pasteは別だけど。
• Wavefront .OBJ形式の読み書きに一応対応。
• 「最近使ったファイル」の追加。
• カラーパレットダイアログを追加。
• Windows版で起動時に「Unsupported File Type」というエラーが出る問題を修正。(リリース用設定でビルドしたときだけ出てたもんだから気づかなかった。)

2014/07/19

もう少し機能を追加してから公開、と思いつつ半年が経過してしまって、きりが無いと思い始めたので、とりあえず20140716バージョン公開。