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Pittsburghから車で一時間ほどの距離にLatrobe Arnold Palmer Airportというのがある。事業用免許試験のために夜間単独飛行時間を稼ぐために、Beaverから飛んだとき、どうせなら夜間のクロスカントリーにしようと思って、Latrobeまで飛んできてTouch & Goをしたことがあった。

プロゴルファーのArnold Palmerの名を冠したこの空港では、2001年より前は、毎年ThunderbirdsやBlue Angelsが参加する航空ショーがあった。ところが、2001年のテロの後、航空ショーをやめてしまった。現地の人に直接聞いたところでは、別にテロが直接の理由ではなく、主催者が面倒になったから、ということだった。

それが、どういう風の吹き回しか、別の誰かが主催する気になったのか、今年は10年ぶりに航空ショーが帰って来た。ただ、今年はまだ小規模に復活という感じで、ThunderbirdsもBlue AngelsもSnow Birdsも来なかったし、軍用機の参加は、ピッツバーグを拠点とする第911航空輸送対のC-130が一機だけだった。が、それでも、Thunderbirds塗装のT-33が飛ぶ、というのにひかれて、見に行ってきた。

おなじみB-25 Mitchell "Panchito"のアクロ。

J-3 Cub。Alabama Boysによる、トラックへの着艦。

このビンテージ機は、名前を聞きそびれた。遊覧飛行をやってた。

Red Star and Dragonの模擬空中戦

これは、Super Decathlonによるアクロで、リボンカットの瞬間、というか、写真で見ると、リボン、本当に切れてた？

P-51D Mustang "Gunfighter" この飛行機はよっぽど丈夫にできてるらしい。

Thunderbirds塗装のT-33

実は、夕方から予定があったので、T-33が飛ぶところだけ見たら帰って来ようと思ったら、T-33が飛んだのは最後だった。というわけで、結局全部見てきてしまったけど。なんとなく、今年はThunderbirdsを呼べなかったから、代わりにThunderbirds塗装のT-33に飛んでもらった、ということらしい。

今年は小規模に復活、だったので仕方ないのかもしれないけど、食べるものを買うところが一箇所で、長蛇の列ができていた。普通ハンバーガーだとかホットドッグだとか売ってるところがたくさんあって、いくらなんでも、5分も並べば食べ物も買えるのが普通なんだけど。並んでる間にT-33が出てきても困ると思ったんで、結局最後まで何も食わなかったらかなりお腹減った。

ショーの最後のアナウンスで、来年も初夏に開催するとのこと。来年の航空ショーはきっとフルに復活してくれることだろう。Latrobeは自分のうちから車で一時間で行くことができるし、南から北を見る感じになるので、一日中ほぼ順光で、飛行機写真にも適している。この航空ショーが来年から毎年開催になってくれるのはうれしい。

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